正直者は報われる 例

運動会のオープニングを飾る鼓隊。すみれ組(五歳児)は志願した楽器を担当しています。先頭に立つ指揮者ですが、最初の希望者は四人いました。話し合いで、まず二人が「じゃ、いいわ」と辞退しました。残った二人は互いに譲りません。担任は「どうしましょう…」と困りました。「じゃ、みんなに(指揮を)見てもらって上手なほうに決めたらいいが」と、当事者の提案。本人たちも、みんなも納得する方法で指揮者を選んでよかったです。

今日は久々の青空。練習もいよいよ佳境に入ってきました。元気いっぱいの掛け声と太鼓の音が響いてきます。どれどれ…様子をのぞきにいったら、満面の笑み。本番はどんなにステキでしょう。

太鼓にはじまり、竹馬、逆上がり、ケンケン、駆けっこ…いろんな目標、ステップが用意されている運動会。肝心なのは、できるようになりたい!の気持ちひとつで頑張ること。本番では転ぶかも、失敗するかもしれません。それでもいいんです。できればお父さんやお母さんが練習につきあって「できた!」「がんばったぞ!」ステップを一段あがった、その瞬間に居合わせてほしいのです。なんか知らない間に出来ていた…なんて、寂しいです。運動会も、スマホやカメラで写すだけの観客で終わるなんて、すご~く、もったいないと思います。親がわが子のドラマに「出演」できるのは今だけなんですよ。

広島カープが25年ぶりに優勝しました。私は子どもの頃からのカープファン。「えーっ!なんで広島?珍しいね」といわれ続けてきました。お金も人気もない地方球団が徹底した人材発掘と練習量でカバーして、全力で走って投げて、お金持ちチームに一矢報いる姿に惹かれたのです。地道な努力がようやく花開きました。最近は「カープ女子」も登場してすっかりイメージが変わりました。イロモノ扱いだった頃が懐かしいくらいです。

岡山で保育園の全国大会がありました。会場の近所に息子が住む築40年のアパートがあります。大学に入って一年半、入居時以外、親が一度も訪ねていません。さてさて、どんな状態でしょうか…。

壁にはギターが立てかけてあり、テレビとパソコン。勉強の本が少ないのは気になりますが、片付けは、まあマシでしょう。台所は…ほとんど使ってないみたい。折りたたみベッドを用意してくれ、ポロシャツに枕を通して枕カバーの代わり…男子学生の一人暮らしって、そんなものですね。ところが、お風呂場が悲惨。バスタブの内側に汚れが堆積してこげ茶色。中央部だけが円形に白いのが余計に痛い。去年の春に買っておいたマジックリンが、新品のままじゃないか!「シャワーしか使わんし」そういう問題じゃなくて。

とはいえ、その晩は遅くまで一緒にお酒を飲みました。ただ、部屋が暑い!エアコンをつけないで倹約しています。眠れないぞ。今日ぐらい、涼しくしてくれ…。お小遣いあげるから。   

最初の子ということもあり、私も妻も子育てに力が入りすぎて、フライングや空回りもありましたが、その分、ハラハラも、ドキドキも、ウルウルも、いっぱい一緒に経験しました。彼はこれからが人生の本番。転んだり、失敗したりしてもいいから、とにかく、真っ直ぐに生きてほしいと願うばかりです。

カープの優勝がこんなに話題になる理由。正直者が報われる世界がまだある…という、わかりやすい例を、世に示したからだと、勝手に解釈しています。私もカープに見習って全力疾走します。怪我はしないように。

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