また やりました

春のやわらかな陽を浴びて、少しかすんだ空に浮かぶ淡い桜の花の色。なんだか心がウキウキしてきます。新年度一番のお散歩は味真野小学校へ。校庭の真ん中にある大きな桜の木。父、私、そして息子と親子三代の小学生時代を見守ってくれました。樹齢140年といわれますが、今も枝葉を元気に伸ばし、見事な花を咲かせます。

「よおーし、みんな、あの桜の木の周りを走るぞ。一番最後の子のオシリを食べるぞぉ!」よーい、ドン!「キャー!」いつものごとく、ホンキでダッシュをかけた、その三歩目。ピキッ!腿の後ろに強い痛みが走りました。や、やばい…。肉離れか。その場はどうにか取り繕いましたが、ゆるく走るだけでは誰も捕まりません。肉離れは二度目です。ストレッチもせずに全力疾走するものではない、当たり前です。「歳を考えなさいよ…」と妻。わかっているのです。ただ、桜色が私の心を酔わせただけ…。幸い、症状は軽く済みました。週末には日野山に登ることもできました。以後、気をつけますが、また忘れてやらかすんだろうな、きっと。

年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず。季節は桜から新緑に。二階から万葉まつりの練習の太鼓の音が聞こえています。園長を退任して応援する立場になった私ですが、まだ半数の子が「えんちょうせんせい」と呼んで、お友達が「違うよ!りじちょうせんせいやで」と訂正してくれたりします。私と子どもたちとの関係が変わるわけではないので、自然のなりゆきで良いかと思っています。

この時期、いつも気になる新入園の子たち。火がついたように泣いてお母さんを呼んでいました。後ろ髪を引かれるように職場に向かうお母さんも辛かったでしょう。「がんばって…」ママの心の声が聞こえてきました。それでも、日を重ねる度に泣き方がやわらかかくなりました。泣く時間も短くなっていきました。二週目、三週目、四週目…好きな先生がいる!好きな遊びがある!好きな場所がある!二葉保育園が大好きな、安心できる場所になったようです。よかった よかった。とはいえ、長いお休みもあります。大人でも休み明けの仕事が億劫なように、お子さんの気分もなかなか安定しません。波があってあたりまえ。寄り添ってあげてくださいね。私も、園内をうろうろします。

四歳児と東運動公園のお池に行ったら、高校生が遠足に来ていました。人なつこい二葉の子たち。さっそくお兄ちゃん、お姉ちゃんのまわりに集まって、お友達のように話しかけています。高校生たちも「かわいい~」癒されているみたいです。カエルを捕まえてくれたり、おままごとに付き合ってくれたり…卒園児も何人もいました。みんな、やさしくていい子に育っています。全く違う世界にいる10歳違いの子たちの偶然の出会い、ふれあい。微笑ましいです。帰りがけ、向こうからモサっとしたメガネの男子がやってきました。体操服の上着をズボンに入れています。うちの三男坊でした。

毎月の原稿締め切りから解放されたと思っていましたが ご要望も多いようで これからも更新していきます。不定期になってもお許しください。

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