つながる、温もり。

自宅の庭の芝刈りのついでに物干しの片付けを…と、落ちているハンガーを拾おうとしゃがんだとたん、首筋に強烈な痛み!やられた!ハチだ!振り払ったらアシナガバチ。攻撃的な蜂じゃないのに、おかしいな…見るとエアコンの室外機の陰に大きな巣。真っ黒にハチが密集して出撃体制。そーっと退却。アシナガバチも自分たちの巣を守ろうと必死ですね。だいじょうぶ、なんともない、という私に、すぐ病院!という妻。病院にいったら順番飛ばしで、すぐに点滴になりました。ショックを起こすのが怖いそうです。かゆみが残りましたが無事でした。帰りの会で子どもたちに話したらヒーロー扱い。さすがに虫愛あふれる父の息子でもハチの巣と共存はできません。ハチさんたちにはお気の毒なことをしました。巣作りが活発な時期。思わぬところに巣があったら危険。みなさんもお気をつけください。
残暑は相変わらずですが、夜になると心地よい秋の風。草むらから虫の声。8月28日、大寄り(縁日)の「やんしき踊り」の調べが、なんとなく物悲しく聞こえるのは、遠い昔の夏休みの終わりの記憶が蘇るから、でしょうか。懸賞踊り大会で、婦人会総裁賞(実質、準優勝)に選ばれたのはクマのプーさんの着ぐるみの女性。キレッキレの踊りでした。被り物から見えたお顔、なんと、さくらんぼ組でお手伝いいただいている先生。私よりお姉さんなのに、元気!これからもご活躍を。
大寄りの間、雨も初日のほんの一時だけで、日暮れとともに大勢の人が訪れました。とくに二日目の夜は賑やかでした。「えんちょうせんせい!」あっちこっちから声がかかります。えーっと、誰?とくに大人になった女の子はわからない。声をかけてくれるのが嬉しいです。損得勘定したら馬鹿らしいけど、夜店が醸し出す雰囲気は格別。少し歩くと友人、知人に出会って笑顔で交わす会話。園児もたくさんのお友だちと一緒になって、夢のようなひとときだったことでしょう。いわば大寄りは地域ぐるみの大きなパーティー。人と人がつながりを確認しあって、心を温めあって、また日常に戻る。私も、いろんな方からエネルギーをもらいました。
週明けあたりから、運動会に向けた活動が本格的になります。走って、跳んで、転んで、笑って、泣いて…年齢なりのチャレンジを重ねて、きっと心と体がひとまわり大きくなることでしょう。おうちの方も、いっしょな気持ちで付き合ってあげてください。私も昔、父子で竹馬を頑張りました。末っ子ゆえ?泣き虫で弱虫に育てた三男に、お父さんがついてるぞ!って。やればできる、彼なりに自信を持つきっかけになったはずです。あれから二十年、三男は厳しい職場にいますが、案外、粘っています。