内なる光
暖かい日がしばらく続いた後の寒風、こたえます。来週はもう一回、積もるでしょうか。やっと雪遊びができる!でも、ほどほどでお願い…と、微妙な気分です。日はずいぶん長くなりました。お迎えの時間の「ママ、まだ遊びた~い!」“今日はあかん”「エーッ!」〝じゃーあ、長い針が6までやで“「やったー!」はやく帰りたいお母さんと園庭で遊びたい子との駆け引き、また始まりましたね。春の足音が近づいています。
遅ればせながら幼児画コンクールで入賞した5人を表彰しました。最後は三歳児のハルくん!「わぁー!おめでとー!」みんなが大好きなハルくんです。一層大きな拍手~。ビシッと気を付けの姿勢、両手で賞状を受け取るハルくん。画用紙からはみ出す、すごく力強い絵だったそうです。
かつて、小学校で印象的な絵を描いた子がいました。雪の降る中、傘をさした女の子が歩いている-。ユニークなのは視点。斜め上から、つまり空から地上を眺めた絵でした。しんしんと降る雪の音まで聞こえてきそうな、立体的で詩的な絵。その子が在園していたときの行動はすごくマイペース。お散歩はいつも最後尾。給食も最後。静かな子でした。いまはこれがしたい…これが描きたい…思いを膨らませている子がいる―。クラスという集団の中で、子どもひとりひとりの内なる光を見抜き、見守ることの大切さを知りました。彼女、今はやさしいお母さんになっています。
お正月明け、妻が発熱しました。インフル?接種済なのに…。病院にいったらまさかのコロナ。食べ物や飲み物を寝室のドア前まで運ぶ隔離生活が約一週間。息子と私で家事をこなしました。妻は暇つぶしで韓流ドラマを視聴しまくり、ずいぶん詳しくなりました。いじめられていた作業員がじつは財閥の御曹司やお嬢様、身分が判明してみんながひれ伏すとかのパターン、味があるわぁ…と。副園長は実務の柱。私では半分もこなせず、大いに滞りましたが、休養にはなったようです。「だれ?洗濯機に柔軟剤いれたの」回復した途端です。エ?投入口に洗剤足したけど…「ピンクは柔軟剤!固まってて、もうちょっとで壊れるとこ!」さっそく小言。「ありがとう♡とっても助かったわ、でもね☆彡」な-んて、言わないのは治ったアカシでしょう。
発表会に向けた活動は佳境です。園児の個性、クラスの個性、それぞれとても楽しいです。さらに合唱では集団の素晴らしさをみせてくれます。感動の涙!かも。インフルエンザの流行はピークを過ぎたそうです。お休みしている子も元気になって、来週の本番はぜひ、全員参加で迎えたいものです。