ママがいい。ね
赤ちゃんを抱えたママたちが園の玄関でお兄ちゃんお姉ちゃんに「いってらっしゃい」。いつもの登園風景ですが、少し前まで、ママが育休に入ったら上の在園児は原則、退園になっていました。0歳児で園を溢れさせるより、企業の協力を得て長く育休を取ってもらう、その代わり上の子の保育は大目にみます、という自治体が増えました。
難しさもあります。ママと赤ちゃんはいつもお家にいる。保育園も嫌いじゃないよ、でも、ママがいい~。お兄ちゃん、お姉ちゃんの感情は複雑に交錯しているはずです。
親の思いを、必ず笑顔で返してくれていた天使が、小鬼になる第一反抗期。「イヤ!」「イラナイ!」「ジブンデ!」とギャン泣き。で、次の瞬間には「ママだ~いすき」って幸せそうに甘えてくる。オトナは大いに戸惑い、途方にくれ、ハラハラして、ときにホッとして…と、振り回されます。
私もそうでした。次男が生まれ、長男と一対一で過ごす時間が増えました。わがままを言いまくる息子。私も煮詰まって「ダメ!もう、しらないっ!」と突っぱね、大泣き。まるで31歳差のケンカですね。声をきいた母が「かわいそうよ」と連れにきたことも。手探りの日々。とりあえず電車が好き。休みの日は二人で小さな旅に出ました。福井に、敦賀に、長浜に、京都に、距離を伸ばしていきました。旅は非日常。発見あり、小さなトラブルあり…こうかな?こういうこと?彼の気持ちがわかってきました。子が二歳半なら、親も二歳半。ほろ苦く懐かしい思い出です。
自分の意思を持ち始め「自分作り」をする時期。子ども自身もどうしていいか分からず、感情を爆発させます。大きく揺れる小さな心は、大切な成長の1ページ。ママはもちろん、パパもジジもババも、家族みんなでゆっくり、ページをめくりましょう。
「天体望遠鏡を作った小学生」ローカルニュースで、学童のはるひ君が紹介されました。お父さんは天文マニアで、小鳩会の知恵袋としても長年、活躍してくださいました。はるひ君、インタビューで「園長先生のお話」がきっかけに宇宙に興味をもった、と言ってくれました。園長冥利です。帰りの会では宇宙、海、火山、キノコ、ヘビ…さまざまな話題をとりあげます。子どもたちの目がキラキラ輝くと、ヤッタネ!と心の中でガッツポーズをしています。
農道をランニングしています。いまは田んぼの黄緑色と大麦畑の黄金色のパッチワーク。六条大麦はミネラルたっぷりの麦茶になって、汗かきの子どもたちの健康を守ってくれます。今月は以上児さんは親子で身体を使って遊ぶ「わくわく教室」があります。今回は役員のお父さんがリード。夏へ、季節は一気に駆け上がります。(2026年5月30日)
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