だんぼーるミッキー!

キンクモセイの甘い香りがします。夕方の園庭では竹馬や鉄棒の練習に取り組む親子、ナツメの木に群れる子どもたち。暑い暑いと言っていましたが、気が付けば、秋たけなわです。

お天気の心配がまったくない運動会はひさしぶりです。みんなで力を合わせてコロナの波を乗り越え、ついに迎える秋晴れの運動会!練習風景を見ているだけでワクワクが止まりません。

「ちがうよ、こうやで!こう!」ちゅうりっぷ組の女の子がダンスを教えてくれます。うーん、早くてついていけない。ユーチューブでお手本をみてもキレッキレ、とてもむずかしい。なんて楽しそうに、ニコニコ、踊るんでしょう。キメは両手を頭に、ミッキーポーズ!もう、かわいすぎ、キュンキュンします。曲名は「ジャンボリミッキー」ですが、みんなは「だんぼーるミッキー!」って言っています。これまたかわいい。

練習風景をカメラに収めていたら、K藤先生「見てのお楽しみなのでネットにアップしないでください!」「はーい」担任ストップがかかってしまいました。先生も四年目。初々しいお姉ちゃん先生だったのに、貫禄?がついてきました。写真は運動会後にたくさんアップします。販売にも回しますので、お楽しみに。

半年前、4月にそれぞれ進級した園児たち、最初は、ちょぃと頼りない、すみれ?ひまわり?ちゅうりっぷ?だったのに、今や堂々としたものです。 子どもは体も心も成長していくわけですが、階段みたいにカクカクと上がっていくわけではありません。見えない速度でゆっくり、プクプクと膨らんでくるイメージ。5歳児、4歳児…☆歳児という器(うつわ)を考えてください。年度末にはみんな、その器がいっぱいになって、次の器に移るんです。運動会に向けたさまざまなチャレンジは、そのプクプク~、が一気に膨らむきっかけになります。

なんと!大人も、成長しつづけます。身体が衰えるのは仕方がないとして、中身は充実しつづける。お父さん、お母さんが20歳のときと今、どうですか。生れも育ちも違う連れ合いとの生活、子育てや職場でさまざまな経験をして、ひとまわり、大きくなっているはずです。おじいちゃん、おばあちゃんだって成長します。孫と出会って、心が広く、柔らかくなっていませんか。

来月で57歳11か月になります。戦国時代の名軍師、黒田官兵衛が亡くなったのは57歳でした。天才、ステーブジョブズも57歳。すごい器ですね。はたして私、57歳の器は満たせたかというと…まだまだ。

菊花マラソンの5キロコースに申し込みました。5年ぶりです。以前はいきなり本番で走るという無茶をしていましたが、今回はちゃんと毎日走っています。チャンレンジする気持ち、子どもたちと同じつもりです。(下の画像は解禁後!です)