不適切な保育の改善にむけて

保護者から過去に日常的に不適切な保育があったのではないか、とのご指摘を受けました。詳しくお話をうかがったところ、「言うことを聞かない子は赤ちゃんのお部屋にいってもらう」等、子どもの尊厳をないがしろにする場面があったことを認め、謝罪いたしました。

園長自身もそのような場面を幾度か見ておりましたが、最近は少なくなっていたことと、昔の保育ではごく当たり前にみられたことで、見過ごしておりました。子どもの立場にたってみれば自尊心をないがしろにされ、つらい思いをしたことでしょう。

園内では早速「子どもの自尊心を育む保育」というテーマで研修を行い、今後は子ども自尊心に配慮した保育を心掛けること、コロナ禍中であっても保護者との連絡連携を一層密し、思いを共有していくことの二点について確認いたしました。

今回のご指摘を機に、職員一同、初心に返り、子どもの人権を大切にする保育に取り組んでまいりますので、ご理解たまわりますようお願い申し上げます。              理事長 藤 光真